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漂流 (新潮文庫)

漂流 (新潮文庫)

吉村 昭

この本の所有者

(4.5)
12人が登録
165回参照
2010年9月22日に更新

書籍情報

著者:
吉村 昭
ページ数:
516ページ
参照数:
165回
登録日:
2010/09/22
更新日:
2010/09/22

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内容紹介

江戸・天明年間、シケに遭って黒潮に乗ってしまった男たちは、不気味な沈黙をたもつ絶海の火山島に漂着した。水も湧かず、生活の手段とてない無人の島で、仲間の男たちは次次と倒れて行ったが、土佐の船乗り長平はただひとり生き残って、12年に及ぶ苦闘の末、ついに生還する。その生存の秘密と、壮絶な生きざまを巨細に描いて圧倒的感動を呼ぶ、長編ドキュメンタリー小説。
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と、プロローグでは第二次世界大戦中の漂流に関する話が述べられているのですが、その中でもアナタハン島の出来事が興味深かったです。

アナタハンの女王事件 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6

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