この本について
愛する男を待ち続ける女、隠居した天才的スリ、タクシー運転手として働きながら機が満ちるのを待った工作員。心に傷を持ちながら、独り誇りを抱き続けた者たちの消せない染み。あきらめることを知らない6つの魂が、薄明の世界に鮮烈な軌跡を刻む。著者が織り成す切なく熱い人間讃歌、人生を戦うすべての者へ。
みんなの評価
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5
4
3
2
1
レビュー
この方の作品って、一部の例外(終戦のローレライとか)を除いて、基本的に、日本における防衛庁、警視庁、そう言った官僚機構を背景とした、サスペンス系なんだなーと僕は思っています。
その中では、DAIS(DEFENCE AGENCY INFORMATION SERVICE)と言う非公開組織にまつわる話があったりするんですけど、本作は、そう言った組織に属している人々、属していた人々にフォーカスしたいわばサイドストーリー。
何と言いますか、結構良かったです。
まだ、僕自身は感じたこと無いですけど、「忘れかけていた熱い想いを今!」的なシチュエーションがあったりして、その時には鳥肌立つってもんですよ。
他の作品(亡国のイージスとかオペレーションローズダストとか)を読んでから読んだ方がなおさら面白いかと。
その中では、DAIS(DEFENCE AGENCY INFORMATION SERVICE)と言う非公開組織にまつわる話があったりするんですけど、本作は、そう言った組織に属している人々、属していた人々にフォーカスしたいわばサイドストーリー。
何と言いますか、結構良かったです。
まだ、僕自身は感じたこと無いですけど、「忘れかけていた熱い想いを今!」的なシチュエーションがあったりして、その時には鳥肌立つってもんですよ。
他の作品(亡国のイージスとかオペレーションローズダストとか)を読んでから読んだ方がなおさら面白いかと。
この本を読んでいる人(6人)
読書ステータス
読書中
1人
読了
5人