
となり町戦争 (集英社文庫)
この本の所有者
書籍情報
- ページ数:
-
280ページ
- 参照数:
- 118回
- 登録日:
- 2010/05/03
- 更新日:
- 2010/05/03
- 所有者:
-
mothimothiさん
この本を共有する
AIが見つけた似た本
「となり町戦争 (集英社文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)
小川 洋子
十代のはじめ『アンネの日記』によって言葉が自分を表現することに心ゆさぶられ、作家への道を志した小川洋子が、長年の感慨をこめてアンネの足跡をたどる旅に出た。命がけで物資を運びフランク家の隠れ家生活を気丈...
クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋 二人
200万円でゲームブックの原作を、謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーと...
失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村 洋太郎
恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失...
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)
斎藤 孝
青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...

無理矢理提起した問題を片付けてる感じがキツかった。
別章を読むまではモヤモヤが止まらなかった。


何故か?目的はイマイチ不明な自治体vs自治体の戦争が始まる。結局、何のための戦争かは解らない。文庫化で書き足された「別章」が深い。基本的には、戦争という行為が自分とは無関係な行為ではないと言う平和ボケしている日本人へあるいは作者自身への警告小説である。まるで遠い時代や国の出来事としか実感できない戦争。占領下に武装解除され、押し付けられた憲法第9条をお題目の様に唱えていれば平和だと主張する人への警告と思う!