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アガメムノーン (岩波文庫)

アガメムノーン (岩波文庫)

この本の所有者

(4.0)
1人が登録
1,035回参照
2008年1月2日に更新

書籍情報

ページ数:
210ページ
参照数:
1,035回
登録日:
2007/12/25
更新日:
2008/01/02
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

戦争は何故起り、何をもたらすのか。ギリシアの総大将アガメムノーンは、ついにトロイアーの都イーリオンを攻略し、帰還した。しかしその朝、彼を待ち受けていたのは、留守の間に不義を重ねていた王妃クリュタイメーストラーと、アトレウス家の王位争奪に端を発する、一族の血にまみれ呪われた運命であった。現存最古の戦争批判文学。新訳。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
タイトルで買ってみました。ら、やっぱりスゴいぜギリシャ文学。。

こちら、三部作の第一巻なんですね。知りませんでした。悲劇作品三篇と呼ばれる本作はそれぞれが異なるテーマを中心にすえており、一連の因果話の三つの段落を順に取り上げていることから、三部作構成劇(トリロギアー)と呼ばれるそうです。はー。

で、本作品。タイトルのアガメムノーン(舌かみそう)はギリシャの総大将の名前。こちらの方が戦を征して意気揚々と帰還します。が、そこには様々な謀略が。。みたいな話。って、はしょり過ぎかも。でも、正直難しいは難しいんですよね。。例によって、語彙からして何ですかそれは?みたいな。

でも、途中の掛け合いとかが文字面からもスゴい勢いで迫ってくるところがやっぱり面白い。観に行くしかないのかなー。

カッサンドラー(アガメムノーンによって連れてこられた捕虜)の奇妙な叫びと不幸な予言、コロス(合唱隊)の長との掛け合い、そして、後半にあるクリュタイメーストラー(アガメムノーンの妻)のソロ。

結構生々しい描写もあります。読んでてウヒーってなりました。

ちなみに、これも紀元前450年頃の作品。人間て、、スゴいす。。

読書履歴

2008/01/02 210ページ
2008/01/02 114ページ

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タイトルで買ってみました。ら、やっぱりスゴいぜギリシャ文学。。

こちら、三部作の第一巻なんですね。知りませんでした。悲劇作品三篇と呼ばれる本作はそれぞれが異なるテーマを中心にすえており、一連の因果話の三つの段落を順に取り上げていることから、三部作構成劇(トリロギアー)と呼ばれるそうです。はー。

で、本作品。タイトルのアガメムノーン(舌かみそう)はギリシャの総大将の名前。こちらの方が戦を征して意気揚々と帰還します。が、そこには様々な謀略が。。みたいな話。って、はしょり過ぎかも。でも、正直難しいは難しいんですよね。。例によって、語彙からして何ですかそれは?みたいな。

でも、途中の掛け合いとかが文字面からもスゴい勢いで迫ってくるところがやっぱり面白い。観に行くしかないのかなー。

カッサンドラー(アガメムノーンによって連れてこられた捕虜)の奇妙な叫びと不幸な予言、コロス(合唱隊)の長との掛け合い、そして、後半にあるクリュタイメーストラー(アガメムノーンの妻)のソロ。

結構生々しい描写もあります。読んでてウヒーってなりました。

ちなみに、これも紀元前450年頃の作品。人間て、、スゴいす。。

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