
内容紹介
古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれてある依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が生前に書いた、結末の伏せられた五つの小説を探していた。調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった事件“アントワープの銃声”の存在を知る。二十二年前のその夜何があったのか?幾重にも隠された真相は?米澤穂信が初めて「青春去りし後の人間」を描く最新長編。

AIが見つけた似た本
「追想五断章」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
マキノ
Lv.30
そうなるだろう、と思っていた通りの結末。しかし、その後の二人は何か吹っ切れた感もあって、いい読後感。読みやすい、こういうの好き。余韻に浸れる美しい物語だと思う。

m@i
Lv.125
古書店で居候兼店番をしている主人公の元に、ある日若い女がある本を探して訪れる。女は父の遺作を探しており、その手伝いをすることになる。
遺作を探すことで、故人の内情、取り巻く環境、当時のある事件のことなどが明らかになっていく。
流石に上手い。
自分の人生の物語について考えさせられた。

gugucchi
Lv.118
五つのリドルストーリーが最後には見事にパズルが嵌っていく様はさすが。

やまたこ
Lv.74
半端ない
結末にはビックリさせられた
小説 ストーリー 小説 ストーリー
という流れも好きだし
結末を書かない
伏線の張り方が素晴らしかった
やはり米澤穂信にはずれはありませんな
五つの小説をめぐる
追想五断章
追想なのか、一体父親は何を残したかったのか
読めばわかる
米澤ワールド全開です!