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折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

米澤 穂信

3.6
23人が登録
2件のレビュー

この本について

ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた...。自然の要塞であったはずの島で暗殺騎士の魔術に斃れた父、“走狗”候補の八人の容疑者、いずれ劣らぬ怪しげな傭兵たち、沈められた封印の鐘、鍵のかかった塔上の牢から忽然と消えた不死の青年―そして、甦った「呪われたデーン人」の襲来はいつ?魔術や呪いが跋扈する世界の中で、「推理」の力は果たして真相に辿り着くことができるのか?現在最も注目を集める俊英が新境地に挑んだ、魔術と剣と謎解きの巨編登場。

みんなの評価

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レビュー

もにか
もにか
2012年1月読了
救われないラスト。悲しい。でもある意味王道?
重たい運命を背負って生きている人物ばかり。
ヤスミナとモニカという自分の別名ともいえる女性が二人も出てきて面白かった。
よーぐると
よーぐると 2012年4月読了
設定が魅力的。剣と魔法の世界を描きながら、推理小説の部分をそのまま見事に残している。米澤ってこんなのも書くんだ、って思ったくらい。良かった。

読書ステータス

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