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犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)

犬はどこだ (創元推理文庫 M よ 1-4)

米澤 穂信

3.2
23人が登録
1件のレビュー

この本について

犬捜し専門(希望)、25歳の私立探偵、最初の事件。 何か自営業を始めようと決めたとき、最初に思い浮かべたのはお好み焼き屋だった。しかしお好み焼き屋は支障があって叶わなかった。そこで探偵事務所を開いた。この事務所〈紺屋S&R〉が想定している業務内容は、ただ一種類。犬だ。犬捜しをするのだ。……それなのに、開業するや否や舞い込んだ依頼は、失踪人捜しと古文書の解読。しかもこのふたつは、調査の過程でなぜか微妙にクロスして――いったいこの事件の全体像とは? 青春ミステリの旗手が新境地に挑んで喝采を浴びた私立探偵小説!

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レビュー

やまたこ
やまたこ
2012年11月読了
探偵事務所を開きたかったわけじゃない、犬探しそんな風なことがしたかったのだ
しかも、雇う余裕なんてないのに
探偵志望の元友人を雇うことに
舞い込んでくる依頼は、犬探しには関係ないことばかり
ある二つの調査を進めていくうちに、読者の中でつながりを見出すことが出来る
結論の予想はなかなか、出来ないが、材料はしっかり揃えられている
また、視点が一人称であることにより、自らの体験のように感じられる
最終結末には、
振り返らず、来た道から逸れないように
これは、深い

読書ステータス

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