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追想五断章

追想五断章

米澤 穂信

4.3
14人が登録
4件のレビュー

この本について

古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれてある依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が生前に書いた、結末の伏せられた五つの小説を探していた。調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった事件“アントワープの銃声”の存在を知る。二十二年前のその夜何があったのか?幾重にも隠された真相は?米澤穂信が初めて「青春去りし後の人間」を描く最新長編。

みんなの評価

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レビュー

マキノ
マキノ
2010年2月読了
そうなるだろう、と思っていた通りの結末。しかし、その後の二人は何か吹っ切れた感もあって、いい読後感。読みやすい、こういうの好き。余韻に浸れる美しい物語だと思う。
m@i
m@i
2011年10月読了
古書店で居候兼店番をしている主人公の元に、ある日若い女がある本を探して訪れる。女は父の遺作を探しており、その手伝いをすることになる。
遺作を探すことで、故人の内情、取り巻く環境、当時のある事件のことなどが明らかになっていく。
流石に上手い。
自分の人生の物語について考えさせられた。
gugucchi
gugucchi
2012年3月読了
五つのリドルストーリーが最後には見事にパズルが嵌っていく様はさすが。
やまたこ
やまたこ
2012年10月読了
半端ない
結末にはビックリさせられた
小説 ストーリー 小説 ストーリー
という流れも好きだし
結末を書かない
伏線の張り方が素晴らしかった

やはり米澤穂信にはずれはありませんな
五つの小説をめぐる
追想五断章
追想なのか、一体父親は何を残したかったのか
読めばわかる
米澤ワールド全開です!

読書ステータス

読了 11人

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