メニュー
遠まわりする雛 (角川文庫)

遠まわりする雛 (角川文庫)

米澤 穂信

3.9
35人が登録
3件のレビュー

この本について

省エネをモットーとする折木奉太郎は〈古典部〉部員・千反田えるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加する。十二単をまとった「生き雛」が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態に。千反田の機転で祭事は無事に執り行われたが、その「手違い」が気になる彼女は奉太郎とともに真相を推理する。あざやかな謎と春に揺れる心がまぶしい表題作ほか〈古典部〉を過ぎゆく1年を描いた全7編。古典部シリーズ第4弾! ※本電子書籍は通常版です。発売が終了した限定版とは書影画像が異なりますが、内容は同じものです。

みんなの評価

3.9
5
1件
4
4件
3
2件
2
0件
1
0件

レビュー

まろん。
まろん。
2012年7月読了
個人的にはシリーズの中で1番好みでした(まだふたりの距離の概算は未読)
今回は短編集で、一章一章で終わりましたのでとても読みやすいかと。
「あきましておめでとう」「手作りチョコレート事件」が私は面白かったです。
手作り~では福部が摩耶花に対してどうして気持ちをはっきりとさせないのか。という本当の気持ちが知る事もできました。
ちょっとセンチメンタルな気分になりました。
遠まわりする雛では、ホータローの心情が少しずつ変化している様が見れました。

ぽんきち
ぽんきち
2012年9月読了
だんだんホータローが愛らしい感じになってきた
ラストでほっこりした気分になった。
早く続きが読みたい
yuchan
yuchan
2013年5月読了
古典部シリーズ第4段。今回は短編集。「手作りチョコレート事件」での里志の思いがわかり、「あきましておめでとう」で奉太郎と千反田に事件が起きる。そして、表題の「遠まわりする雛」は十二単をまとった「生き雛」が町を練り歩くという祭りだが、連絡の手違いで開催が危ぶまれる事態になり、千反田の機転で祭事は無事に執り行われたが、その「手違い」が気になる彼女は奉太郎とともに真相を推理する―。奉太郎と千反田の少しずつ進展する関係がいい感じ。

読書ステータス

読書中 1人
読了 27人
読みたい 5人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します