📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
決して、この作品、明るさはありません。
ほんの少しですが、光が差し込んでくるかと思ったら…
あっという間に闇にそこにたたきつけられます。
そこに恩情は一切ありません。
表題に出てくる2作品も例に漏れず、
とてつもなく重く、どす黒く、
救いようのない作品です。
特に前者の作品は
今もなお消えることのない差別についての
表現がされているのです。
だけれども、親と子、選ぶ道は違ったのです。
最後に戦争のたとえをしたところが
すごく心に刺さりました。
ほんの少しですが、光が差し込んでくるかと思ったら…
あっという間に闇にそこにたたきつけられます。
そこに恩情は一切ありません。
表題に出てくる2作品も例に漏れず、
とてつもなく重く、どす黒く、
救いようのない作品です。
特に前者の作品は
今もなお消えることのない差別についての
表現がされているのです。
だけれども、親と子、選ぶ道は違ったのです。
最後に戦争のたとえをしたところが
すごく心に刺さりました。
読書履歴
2016/12/28
378ページ
2016/12/28
189ページ
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