
泣き童子 三島屋変調百物語参之続
この本の所有者
12人が登録
74回参照
2014年2月17日に更新
📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
「三島屋変調百物語事始」の第3弾。「魂取の池」 「くりから御殿」「泣き童子」「小雪舞う日の怪談語り」 「まぐる笛」「節気顔」6編の短編連作。「節気顔」の心を入れ替えたおじさんのせつなさ。「小雪舞う日の怪談語り」の最後のおじぞうさんの話の温かさ。「くりから御殿」が書かれたのは2011・3の後だったと聞いてなるほどと思ったこと。そしてなんといっても一番心に残ったのは表題の「泣き童子」「じじい、おれがこわいか。」ぞわあ~としました。百物語の聞き手のおちかちゃんの成長も楽しみだしこのシリーズは続いてほしい。
読書履歴
2014/02/17
441ページ
AIが見つけた似た本
「泣き童子 三島屋変調百物語参之続」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
七つの黒い夢 (新潮文庫)
乙一
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...
19人
4