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金閣寺

金閣寺

三島 由紀夫

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69人が登録
2件のレビュー

この本について

1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇...。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年3月読了
実は、三島由紀夫氏の作品読んだの初めてです。お恥ずかしい。

と、なんつーか「嫌いじゃないけど、なんとなく好きと言ってしまっていいのか迷う」って感じでした。

文体の流れる様子、その表現の豊かさには脱帽です。あっという間に話に引き込まれて行きました。

が、ちょっと怖いって感じたのも事実。なんと言うか、プチ狂気?

とは言え、「金閣寺」を軸とした物語展開、人間の内面を事細かに描くその描写、読んで良かったと思ったことに間違いはありません。

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