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私自身のための優しい回想 (新潮文庫)

私自身のための優しい回想 (新潮文庫)

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1人が登録
2,051回参照
2011年4月15日に更新

書籍情報

ページ数:
179ページ
参照数:
2,051回
登録日:
2011/03/02
更新日:
2011/04/15
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
何とも豪奢なエッセイである。ビリー・ホリディ、テネシー・ウィリアムズ、ヌレエフ、オーソンウェルズ、サルトル。彼らに対する最大限の愛を籠めた鎮魂歌、人間賛歌である。サガンは、弱さを含めてその人の崇高な部分を探り当て、愛する文学者であったようだ。贅沢極まりない内容であるが、他のサガンの本と同様に、本の厚みはほとんどない(サガンほど、厚さのない本が並ぶ作家はいないのではないか・・)。【彼女のいる背表紙→本書】

読書履歴

2011/04/15 179ページ
2011/04/06 103ページ

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