ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)
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「ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
ペンギン・ハイウェイ
森見 登美彦
小学4年生のぼくが住む郊外の街に突然ペンギンたちが現れた。この事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎の研究を始めるが―。冒険と驚きに満ちた長編小説。
Another(下) (角川文庫)
綾辻 行人
奇妙な「二人だけの孤独と自由」を過ごす中で、恒一と鳴、二人の距離は徐々に縮まっていく。第二図書室の司書・千曳の協力を得つつ、〈現象〉の謎を探りはじめるが、核心に迫ることができないままに残酷な“死”の連...
Another(上) (角川文庫)
綾辻 行人
夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばか...
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
柳 広司
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発...
旅のラゴス (新潮文庫)
筒井 康隆
北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされな...
夜行観覧車 (双葉文庫)
湊 かなえ
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、...
悲しい結末だが愉快に描く。さすが
題と表紙に魅せられて購入した一冊。なので、読んでからSFなのだということを知った。読後、とても不思議な心地がする。<海>とは何だったのか、お姉さんはなぜ誕生したのか、ペンギンやジャバウォックがどうして生まれてくるのか、アオヤマ君はなぜあんなに賢いのか、世界の果てとは結局何だったのかなどいくつもの疑問を残したまま本書は幕を閉じてしまうのだか、悶々とした感情やミステリーでは有り得ない伏線回収の未完結さに憤りを感じることはない。ただただ小学四年生が初恋に気付いた瞬間を目の当たりにして、ささやかな応援を送るだけだ。この一冊はそういった初恋の思い出や探検など小学生ならではの思い出を喚起させてくれる。あぁーいっぱい探検したなーとか、ちょっと変わった形の枝を見つけては剣と称して振り回したり、大人ぶってコーヒーを飲んでみたり…21歳の私がこうした思い出に浸ることができたのだから、もっと上の世代の方が読まれたのならその度合いはさらに強まるのだろう。
そして、最後にアオヤマ少年は自分の恋心に気付く。これまでなぜ自分がお姉さんを特別視するのか、なぜお姉さんの顔や表情に見惚れてしまうのか、なぜお姉さんのおっぱいがやたらと気になるのか、賢すぎるアオヤマ君は判然としなかった。しかし、お姉さんが消えてしまったことでやっとそれに気付く。これからはお姉さんに再開すべく、自己成長を遂げながら大人になる目標を掲げる。
もしかしたらこの一冊は、アオヤマ君がSFと言えるかもしれない恋に気付くまでの物語を描いた一冊なのかもしれない。
2011年版本屋大賞3位で、amazonでも軒並み高評価。んが、自分的には面白くなかった!! 難解というか早い話が退屈。読んでる途中で何回も寝落ちしてしまった。村上春樹のような、現実と非現実の間を行ききするやつや、謎めいた雰囲気で何か問いかけたまま結論を出さないようなやつはあんまり好きじゃない。そういう物語を楽しむ能力が自分には欠けてるような気がします。まあ、伊坂幸太郎や三浦しをんも若干そんな感じがあるかも。あ、でも、夜は短し・・・は好きです。
主人公の青山くんのノート術が意外と参考になる。ペンギンの謎がおもしろかった。お姉さんがどうなるのか、今後再び会うことがあるのか、と思った。
2018/08/31