
一局の将棋 一回の人生 (新潮文庫)
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345,896回参照
2012年9月30日に更新
書籍情報
- 著者:
- 河口 俊彦
- ページ数:
-
365ページ
- 参照数:
- 345,896回
- 登録日:
- 2012/09/30
- 更新日:
- 2012/09/30
- 所有者:
-
zooko012さん
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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
棋士であり将棋記者である老師・河口俊彦による棋界エッセイである。羽生のデビューから7冠をとる前夜までが描写される。羽生・佐藤・村山・森内らの羽生チルドレンのデビューは衝撃をもって受け止められつつも、この時点では、「終盤が異常に強い単なる技術屋集団」「将棋界の伝統を打ち壊すには至っておらず、その兆しもない」との表層的な受け止めしかなされず、淡々としながら将棋を根本からひっくり返すに至った羽生らの恐ろしさが全く理解されていなかった様子がよくわかる。関口夏央の解説はひどい。
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