内容紹介
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AIが見つけた似た本
「家守綺譚 (新潮文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
裏庭 (新潮文庫)
梨木 香歩
昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来...
有頂天家族 (幻冬舎文庫)
森見 登美彦
「面白きことは良きことなり!」が口癖の矢三郎は、狸の名門・下鴨家の三男。宿敵・夷川家が幅を利かせる京都の街を、一族の誇りをかけて、兄弟たちと駆け廻る。が、家族はみんなへなちょこで、ライバル狸は底意地悪...
卒業 (新潮文庫)
重松 清
「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友...
図書室の海 (新潮文庫)
恩田 陸
あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を...。少女の一瞬のとき...
三四郎 (新潮文庫)
夏目 漱石
熊本の高等学校を卒業して、東京の大学に入学した小川三四郎は、見る物聞く物の総てが目新しい世界の中で、自由気侭な都会の女性里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれてゆく...。青春の一時期において誰もが経験...
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)
桜庭 一樹
「辺境の人」に置き去られた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉...
やっぱり良いですね。この方の作品。
サルスベリ、都わすれ、白木蓮、などなど、木々に囲まれた生活、それ自体の描写もすっごく素敵ですけど、いわゆる、精霊、魑魅魍魎と言ったものまでも、ごくごく自然に物語に溶け込んでいると言いますか、読んでいて、自然にそれを受け入れられてしまうと言った不思議な感覚。
そして、ある場面で主人公が発したコトバ「私の精神を養わない。」この一言にはぐっと来ましたです。はい。
美しい日本語で描かれた美しい物語をよみました。
綿貫の目を通してみる世界は美しかった。色にあふれて優しかった。
自分の周りの世界を大切にする事。相手に寄り添い、耳を傾ける事。世界を知るということは、こっから始まるんだなと思いました。
この小説の姉妹編(?)『村田エフェンディ滞土録』の村田は、外の世界に出て、自分や自分を取り巻く世界を知った。この小説の主人公・綿貫は、半径数メートルの世界に耳を傾けることで、自分の心の中に答えを見つけた。ベクトルは違うけれど、どっちも真理というか。忘れがちだけれどね。。
静かな物語の中に流れる矜持みたいなものを感じました。
大切なもの、受け取りました!
「沼地のある森を抜けて」が面白かったので、梨木香歩の小説をもっと読もうと思っていたものの、1年以上が経過し、ようやく着手。本書は、「沼地」と同様(川上弘美の一連の著作とも同様。但し、川上弘美の方が境界は俄然曖昧)、河童・蕗の薹を集める小鬼・主人公に恋をするサルスベリなどなど、数ページに1つのエピソードが綴られる。何ともほのぼのとし楽しい。主人公と一緒に暮らす「仲裁犬」としてご近所で有名なゴロ-と、何かと理由をつけて餌をもってゴロ-に会いにくる犬好きの隣のおかみさんが非常によい。
2005年版本屋大賞3位だし、評価も高いし癒し系の良い本と思う。ただ、この本で癒されるには、読むほうもある程度落ち着いて読む環境が必要な気がする。慌しく、いらいらする日常のなかの細切れの時間で読書するものにとっては、日常からこの特殊な癒しの世界に入っていくのに結構エネルギーがいるので逆につかれてしまったりします。特に最近忙しかったので。。。