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卒業 (新潮文庫)

卒業 (新潮文庫)

重松 清

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18人が登録
1件のレビュー

この本について

「わたしの父親ってどんなひとだったんですか」ある日突然、十四年前に自ら命を絶った親友の娘が僕を訪ねてきた。中学生の彼女もまた、生と死を巡る深刻な悩みを抱えていた。僕は彼女を死から引き離そうと、亡き親友との青春時代の思い出を語り始めたのだが―。悲しみを乗り越え、新たな旅立ちを迎えるために、それぞれの「卒業」を経験する家族を描いた四編。著者の新たなる原点。

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レビュー

taka_aki
taka_aki
2007年10月読了
相変わらず、泣かされてしまいます。短編集です。

なんつうか、くぅーーってなること多々。歳のせいか涙もろくなったのもあるかもですけど。

「まゆみのマーチ」人を元気づけるってのはこんなに簡単、でも、気付かないと出来ないんだなと。
「あおげば尊し」先生ってすごいんだなーと改めて。
「卒業」親友って何なんだろう。家族って何なんだろう。
「追伸」「母親」の存在とは?

って、意味不明のコメントかもですけど、毎回のエピソードで涙腺がえらいことに。個人的には「まゆみのマーチ」と「追伸」かな。他の作品もいい感じですけど。

読書ステータス

読了 16人

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