
赤と黒 (上) (光文社古典新訳文庫 Aス 1-1)
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2013年10月30日に更新
内容紹介
ナポレオン失脚後のフランス。貧しい家に育った青年ジュリヤン・ソレルは、立身のため僧職に身を投じる。やがて貴族であるレナール家の家庭教師となり、その美貌からレナール夫人に慕われるようになる。ジュリヤンは金持ちへの反発と野心から、夫人を誘惑するのだが...。

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
一人の、家柄のせいで疎まれた一人の青年。
そんな彼がお金持ちの家の家庭教師となり、
やがて聖職者になるまで。
どこまでも彼の心には「ずるさ」が見え隠れします。
そして彼のその美しさ、美青年なんでしょうね。
それを武器に金持ちの夫人を誘惑し、
ついぞ彼の「もの」としてしまいます。
ああ、罪深き男だこと。
権力と言う欲に
群がる人間の浅ましさも見え隠れし、
最後まで飽きることはありませんでした。
そんな彼がお金持ちの家の家庭教師となり、
やがて聖職者になるまで。
どこまでも彼の心には「ずるさ」が見え隠れします。
そして彼のその美しさ、美青年なんでしょうね。
それを武器に金持ちの夫人を誘惑し、
ついぞ彼の「もの」としてしまいます。
ああ、罪深き男だこと。
権力と言う欲に
群がる人間の浅ましさも見え隠れし、
最後まで飽きることはありませんでした。
読書履歴
2013/10/30
465ページ
2013/10/30
359ページ
2013/10/28
62ページ
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