
人生の棋譜この一局 (新潮文庫)
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241,543回参照
2012年10月14日に更新
書籍情報
- 著者:
- 河口 俊彦
- ページ数:
-
429ページ
- 参照数:
- 241,543回
- 登録日:
- 2012/10/14
- 更新日:
- 2012/10/14
- 所有者:
-
zooko012さん
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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
レビュー:
羽生が7冠をとる直前、平成元年~平成5年までの棋界見聞録である。プロローグとエピローグにある、棋士控室の描写が生き生きとして、興味深い(読ませる文章を書く人である)。羽生、佐藤、村山、先崎ら当時のエリート軍団が隣の対局室で進行中の将棋を検討している。その他の普通の棋士は入り込めるすきがない。平成5年には、そこに、丸山、藤井らが加わることになる・・・。羽生らの勃興に対する旧世代の狼狽・戸惑いぶりが読みどころか。先日の王座戦第4局もこの人が観戦記者だったようなので、今の羽生をどう書くのだろう?観戦記が楽しみである。
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