
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- デイヴィッド・ゴードン
- ページ数:
-
454ページ
- 参照数:
- 45回
- 登録日:
- 2012/02/19
- 更新日:
- 2012/02/19
- 所有者:
-
yunishii11さん
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内容紹介

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ぐっと引き込まれる展開を何度も繰り返して、最後の方は途中でやめられなかった。
読み終えてから考えてみると、主人公とダニアンは母ー息子の関係で鏡像のような存在なんだと思いました。最終的に主人公もまた殺人犯になってしまうことも含めて。

ミステリが読みたい!の海外ミステリ第一位をとっていたということもあって、よかった。物語も間延びしすぎず、総合的に良い。唯一面白くなかったのはダリアンの独白。雰囲気を出すためだったのかもしれないが長すぎて、退屈ではあった。海外ミステリは今まで読むのに抵抗が大きかったが、現代のであれば読みやすいこともわかったので自分の中での収穫は多かった。