この本について
ハリーは冴えない中年作家。シリーズもののミステリ、SF、ヴァンパイア小説の執筆で食いつないできたが、ガールフレンドには愛想を尽かされ、家庭教師をしている女子高生からも小馬鹿にされる始末だった。だがそんなハリーに大逆転のチャンスが。かつてニューヨークを震撼させた連続殺人鬼より告白本の執筆を依頼されたのだ。ベストセラー作家になり周囲を見返すために、殺人鬼が服役中の刑務所に面会に向かうのだが...。ポケミスの新時代を担う技巧派作家の登場!アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補作。
みんなの評価
4
5
4
3
2
1
レビュー
よーぐると
2012年3月読了
ミステリが読みたい!の海外ミステリ第一位をとっていたということもあって、よかった。物語も間延びしすぎず、総合的に良い。唯一面白くなかったのはダリアンの独白。雰囲気を出すためだったのかもしれないが長すぎて、退屈ではあった。海外ミステリは今まで読むのに抵抗が大きかったが、現代のであれば読みやすいこともわかったので自分の中での収穫は多かった。
読書ステータス
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