西武王国―堤一族の血と野望
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📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
栄光のそばには、怨念も感じてしまいます。
それは私が以前読んだ本の一文が
頻繁に引用されていることからも伺えます。
ただし、彼の場合は妾の子ではあったけど
後に離婚協議が成立したことにより
正妻の子になっています。
で、印象に残るのは
その弟です。
確かなんか問題を起こしたはずですよね。
この人は表立ってでていて、
パッと見は狡猾なようには見えませんが
そこには、決して本妻になれない母を見て
本当に痛ましい思いがあったのでしょう。
だからこそ西武王国をものにするために
彼は鬼を宿らせたのだと思います。
読書履歴
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この一族には、どこかまがまがしい感じと
栄光のそばには、怨念も感じてしまいます。
それは私が以前読んだ本の一文が
頻繁に引用されていることからも伺えます。
ただし、彼の場合は妾の子ではあったけど
後に離婚協議が成立したことにより
正妻の子になっています。
で、印象に残るのは
その弟です。
確かなんか問題を起こしたはずですよね。
この人は表立ってでていて、
パッと見は狡猾なようには見えませんが
そこには、決して本妻になれない母を見て
本当に痛ましい思いがあったのでしょう。
だからこそ西武王国をものにするために
彼は鬼を宿らせたのだと思います。