
内容紹介
救援物資の横流し、麻薬の密輸から殺人事件まで、“神の名”のもとに行われた恐るべき犯罪の数々。日本の国際的な立場が弱かったために、事件の核心に迫りながらキリスト教団の閉鎖的権威主義に屈せざるを得なかった警視庁―。現実に起った外人神父による日本人スチュワーデス殺人事件の顛末に強い疑問と怒りをいだいた著者が綿密な調査を重ね、推理と解決を提示した問題作。

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
この事件に関しては実は私は知っていました。
いろいろな黒い事実があったり、
隠蔽工作が合って犯人をみすみす取り逃がす
こととなってしまったり。
今だったら確実に逃すことはなかったことでしょう。
戦後の状態がもたらした悲劇なのです。
そして、私腹を肥やすものどもが結託して…
いろいろな黒い事実があったり、
隠蔽工作が合って犯人をみすみす取り逃がす
こととなってしまったり。
今だったら確実に逃すことはなかったことでしょう。
戦後の状態がもたらした悲劇なのです。
そして、私腹を肥やすものどもが結託して…
読書履歴
2015/01/14
699ページ
2015/01/11
460ページ
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