メニュー
梅原猛の授業 道徳 (朝日文庫 う 10-3)

梅原猛の授業 道徳 (朝日文庫 う 10-3)

梅原 猛

この本の所有者

3人が登録
71回参照
2013年10月5日に更新

書籍情報

著者:
梅原 猛
ページ数:
304ページ
参照数:
71回
更新日:
2013/10/05

この本を共有する

内容紹介

日本の教育には道徳が必要である、と常々感じている著者が、自ら中学校に出向き、道徳の授業を行う。教育勅語への批判から、儒教や仏教をはじめとする宗教、夏目漱石や宮沢賢治の作品、そして生きとし生けるものを題材に、道徳とは何かをやさしい言葉で説く。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

📝 レビュー (ふみふみさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
哲学とは何か、いま、必要なもの、大切なものはなにか、が、明確でわかりやすい。
道徳とは、これを語るのに、歴史的背景から、仏教の起こりを、文学から、宮沢賢治のよだかの星、夏目漱石の坊ちゃん、をとりあげて道徳を説明されている。わたしのように、常識を知らない人間にとっては、歴史をまなび、文学も学べ、大切な心持ちも学べる、一石三鳥であった。
自利利他とは自分のための利益、他人のための利益のこと、特に利他の心を持てと筆者は言う。当たり前のようで、いまや当たり前ではないなかにおいて、心に響く言葉であった。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「梅原猛の授業 道徳 (朝日文庫 う 10-3)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を5冊見つけました

71.3%
読書力 (岩波新書)
70.9%
理系思考

理系思考

元村 有希子

4人 4
70.4%
徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

日本の中世を代表する知の巨人、兼好が見つめる自然や世相。その底に潜む、無常観やたゆみない求道精神に貫かれた随想のエキスを、こなれた現代語訳と原文で楽しむ本。現代語訳・原文ともに総ルビ付きで朗読にも最適...

8人 5