メニュー
ぐるりのこと (新潮文庫)

ぐるりのこと (新潮文庫)

この本の所有者

(3.5)
9人が登録
35回参照
2012年11月21日に更新

書籍情報

ページ数:
223ページ
参照数:
35回
登録日:
2012/11/21
更新日:
2012/11/21

この本を共有する

内容紹介

旅先で、風切羽の折れたカラスと目が合って、「生き延びる」ということを考える。沼地や湿原に心惹かれ、その周囲の命に思いが広がる。英国のセブンシスターズの断崖で風に吹かれながら思うこと、トルコの旅の途上、ヘジャーブをかぶった女性とのひとときの交流。旅先で、日常で、生きていく日々の中で胸に去来する強い感情。「物語を語りたい」―創作へと向う思いを綴るエッセイ。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「ぐるりのこと (新潮文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

80.5%
きよしこ (新潮文庫)

きよしこ (新潮文庫)

重松 清

少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを...

42人 3.8
80.2%
羊たちの沈黙
78.2%
新訂 徒然草 (岩波文庫)

新訂 徒然草 (岩波文庫)

西尾 実

『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...

9人 4
77.2%
蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

川上 弘美

女は藪で蛇を踏んだ。蛇は女になり食事を作って待つ。母性の眠りに魅かれつつも抵抗する、女性の自立と孤独。芥川賞受賞作他二篇

14人 3.7
76.4%
ホワイトアウト (新潮文庫)

ホワイトアウト (新潮文庫)

真保 裕一

日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失...

28人 4
76.2%
川の深さは (講談社文庫)

川の深さは (講談社文庫)

福井 晴敏

「彼女を守る。それがおれの任務だ」傷だらけで、追手から逃げ延びてきた少年。彼の中に忘れていた熱いたぎりを見た元警官は、少年を匿い、底なしの川に引き込まれてゆく。やがて浮かび上がる敵の正体。風化しかけた...

17人 3.7
76.1%
七つの黒い夢 (新潮文庫)

七つの黒い夢 (新潮文庫)

乙一

天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...

19人 4
75.9%
人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)

人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)

田中 ロミオ

わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人...

18人 3.5
taka_aki
taka_aki Lv.305

エッセイ、はじめて読みました。

なんだか、不思議な感じ。でも、共感する所も多く。

ローザ・ルクセンブルグさん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%AF

についても興味出てきたり。鳥の叙述的記述に驚きを感じたり、海外を訪れる著者の心情の機微に共感を持ったり。

そして、タイトルにもある「ぐるりのこと」で、ハッとしたり。

annami
annami Lv.28

こういうものを読みたいと思ったわけでなく、題名にひかれ、いったい何の事? と手にした本。「ぐるり」は「身の回り」のこと。日々感じることはあっても、日常にそれを埋没させ、何事もなかったように、ただの傍観者のようになってしまっている自分を反省しつつ読み進んでいった。自分には馴染みのない内容が語られている部分もあり、読みこなしたとは言えないのだけど、時を経て熟成させたら、また違う思いが出てくるかも知れない。再読してみたい。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します