Story Seller (新潮文庫)
この本の所有者
内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (やまたこさんのレビュー)
小説の進め方が良く
内容も面白かった
マウンテンバイク
最後の結末
個人戦?団体戦?
天才と努力家の話
ストーリーセラー
鬱病
玉野五十鈴の誉れ
なんでもいうことを聴いてくれる
はじめチョロチョロ中ぱっぱ
赤子ないても蓋とるな
333のてっべん
東京タワー
最後の謎解きはだれが予想出来たか
光の箱
神の作品
話の世界に入り込んでしまう
よかった
読書履歴
AIが見つけた似た本
「Story Seller (新潮文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
七つの黒い夢 (新潮文庫)
乙一
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗...
ホワイトアウト (新潮文庫)
真保 裕一
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失...
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
きよしこ (新潮文庫)
重松 清
少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。どこにでもいる少年。転校生。言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。そんな友だちは夢の中の世界にしかいないことを...
奪取〈上〉 (講談社文庫)
真保 裕一
一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...
お得感あり。道尾秀介のが一番良かった。
プロトンの孤独を再読。サクリファイスを読んだあとだったので、大変面白かった。けれども、333のテッペンとストーリーセラーはクソひどい。読んでて嫌気がさした。なんだあの妄言は。五十鈴の誉れも面白かった。伊坂幸太郎も面白かった。あとなんだっけ?
敬愛する伊坂幸太郎の短編が収録されているということで購入した一冊だったが、読まずに置いている間に伊坂幸太郎は新しい作品を生み出し、その中に本書に収録されている「首折り男の周辺」が入っている。
さらに米澤氏の「玉野五十鈴の誉れ」も直近で読了した同氏の「儚い羊たちの祝宴」に収録されていたため、伊坂氏のと併せて2作は本書では読んでいない。
まずこのことを知っていただいた上で感想に移りたい。
「プロトンの中の孤独」近藤史恵
全体的には可もなく不可もなくという印象。
試合に負けて、勝負に勝ったことを表す後輩の行動。自身の才能の限界を感じながらも、好きなことに邁進できる主人公のタフさ。自尊心の高さを振りかざす者の最後。
現実にあれば、記憶に刻まれる話だと思うが、小説の世界では非常にありきたりな話だと思った。☆☆
「ストーリー・セラー」有川浩
悲しい。その一言につきる。
考えれば考えるほど、死に近付く病に罹った小説家の妻をもつ夫の悲しみと、つい微笑んでしまうほどの二人の幸せな過去を描いた。
妻はどれだけ救われたのだろう。自分に翼を与えてくれた。可能性を見出してくれた。心の最も弱い部分に共感してくれた。褒めてくれた。
そんな彼が大好きなら、死んでも構わない。
それに自分だって、死んでも書き続けたい。
理解の範疇にある妻の行動に共感を覚えた時、私の心は激しく揺れた。
ただ、ラストの投げやり感が否めなかった。☆☆☆☆
「333のテッペン」佐藤友哉
面白くなかった。
登場人物の個性、場面、会話、トリック、全てにおいて面白くなく、興味が抱けなかった。読んでいる間、まだ小説家の歴史の浅い、というか最早小説家になれていないようなどこにでもいる素人が書いたものだと思っていた。話の流れだけ考えて無理矢理繋げた感じ、少し気取った会話にしようと企んだ感じ、豆知識を盛り込んだ方が興味を抱くかもしれないと勘繰った感じ。現実にあったかは判然としないがそのどれもが伝わってきて、読んでいるのが苦痛だった。
☆
「光の箱」道尾秀介
本書の中の傑作は間違いなくこの話だ。
極めて感動的なラブストーリーであるが、本格的なミステリと鮮やかなミスリードが盛り込まれている。
話の題材もユニークであるし、何よりラストが清々しい。陰鬱な物語だろうなというか、最早確信に近いものを感じていたところに、稲妻が落ちる。陰鬱なんて言葉はとんだ的外れだった。これは優しさと寂しさで作られた切ない友情と恋情の物語なのだ。
☆☆☆☆☆
「ここじゃない場所」本多孝好
評価すべき点は登場人物だけかな。
序盤では、設定の面白さを感じたが、箱を開ければ大風呂敷を広げただけだったように感じられる。
大して気にもならなかったが、分からないことだらけで正直感想という感想がない。
読了した直後も「ふーん」の一言だけだったと思う。
☆☆
これら5つの短編だけで評価したところ、本書の評価は平均の☆☆☆だった。
最後の発言が伏線とマッチしていた
小説の進め方が良く
内容も面白かった
マウンテンバイク
最後の結末
個人戦?団体戦?
天才と努力家の話
ストーリーセラー
鬱病
玉野五十鈴の誉れ
なんでもいうことを聴いてくれる
はじめチョロチョロ中ぱっぱ
赤子ないても蓋とるな
333のてっべん
東京タワー
最後の謎解きはだれが予想出来たか
光の箱
神の作品
話の世界に入り込んでしまう
よかった
有川浩のストーリーセラーが読みたくて、短編集を読破。有川浩の話は予想通りで、電車の中で泣きそうになった。驚いたのはそれ以外の話も良くて、今まで読んだ事の無い近藤史恵や道尾秀介も良かった。全部長めで、本当に長編の読み応えでした。