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読書履歴
AIが見つけた似た本
「PK」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
魔王
伊坂 幸太郎
政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを...
ガソリン生活
伊坂幸太郎
実のところ、日々、車同士は排出ガスの届く距離で会話している。本作語り手デミオの持ち主・望月家は、母兄姉弟の四人家族(ただし一番大人なのは弟)。兄・良夫がある女性を愛車デミオに乗せた日から物語は始まる。...
バイバイ、ブラックバード
伊坂 幸太郎
太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語。1話が50人だけのために書かれた「ゆうびん小説」が、いまあなたのもとに。
チルドレン
伊坂 幸太郎
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第一...
これって、短編としてどうなんだろう
3話まとめて、それも無理やりつながりを持たせて形にしたみたい
いわば、3個で1000円商法だね
74.85
正義感みたいなものが私には足りない。
本作は「PK」「超人」「密使」の短編が集まり、交錯し一つの中編小説の形を成している。しかし、これらの物語はもともと別々に書かれたものであるそうなので、それほど繋がりは濃くはない。
読後の率直な感想は、「勿体無いなぁ」である。もう少し、練れば、よりよい作品になってただろうと思うからだ。本作では、傑作「魔王」のように輝かしいとは言えないが超能力をもった人物が登場する。「超人」では、能力ではないが、未来の事件がメールとして送られて来たり、「密使」では握手によって他人の時間を6秒だけ奪えたりと、ユーモアに富んだ能力が登場する。こういった突飛な設定を当然のように織り交ぜ、自然に、まるでこれまでも存在してたかのように表現できるのは伊坂さんならではであると思う。伊坂節が強い作品であるからこそ、もう少し、面白くできたのではないかと考えてしまう。
『臆病は伝染する。そして、勇気も伝染する。』自分の勇気が誰かの勇気を喚起し、その勇気にまた誰かの勇気が目を覚まし、最終的に世界は平和になるかもしれない。勇気を見せるのが、恥ずかしくないことなのだと、励まされた。