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ラッシュライフ (新潮文庫)

ラッシュライフ (新潮文庫)

伊坂 幸太郎

3.6
184人が登録
10件のレビュー

この本について

泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。

みんなの評価

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レビュー

tresor_135@yahoo.co.jp
tresor_135@yahoo.co.jp 2008年8月読了
あえて時間軸をずらすことで展開を面白くしているが、時間軸をそろえると別にたいしたストーリーでもない。ミステリとしての完成度は低く本格には決して値しない代物。
すばるば
すばるば
2011年8月読了
これはきっと不思議な世界の中での、色んな立場の人達の生活の断面を表したんだ…うん。伊坂幸太郎は最終的に全てを明らかにしないのが好きなのか…
たれえり
たれえり 2011年8月読了
色々な人生が交差する面白い話だった。中にオーディボンの祈りとかに出てくる人の名前が出てきたりした。
namiko
namiko
2011年9月読了
だまし絵のような、重なり合う事件。
yuiko
yuiko
2011年12月読了
文章が曖昧。わけわからなくて読み返すことが多い。途中グロテスクな描写ある。
さとみ0111
さとみ0111 2012年3月読了
全部の登場人物が最後でつながった。ただ同じ時間の軸じゃない。だからこそ全部つながる。最後に一気にわかるから、読み直すとよりおもしろいと思う。
Uni
Uni
2013年9月読了
さまざまな人々の数日を細かく区切り、並べ替えた不思議な物語。
時系列が隠されているので、さまざまに交差している接点と、ストーリーが最期に集結する。
ジグソーパズルがすべてはめ込まれた爽快感がある。
面白いので読み直せばまた印象が違うのだが、人体解体という気味の悪い部分があるので、再読は躊躇するだろう。
映画を学ぶ学生が、一流の俳優を使って映画を作ったらしい。
未見だが、非常に不評だったらしい。
この作品を読む限り、当然の結果だろうと思う。
恐らく映画は一生観ることは無い。
しかし、この作品の再読は、う~ん・・・。
カズ
カズ
2014年11月読了
所々いい表現はあるが、全体としては期待外れ。

読書ステータス

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