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文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

文章表現400字からのレッスン (ちくま学芸文庫)

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2人が登録
117回参照
2011年12月6日に更新

書籍情報

ページ数:
308ページ
参照数:
117回
登録日:
2011/12/06
更新日:
2011/12/06

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内容紹介

よい文章―つまり、わかりやすく、自分にしか書けない、そんな文章を書こう!本書がめざすのは、種類やジャンルを超えたすべての文章に共通する創造的表現。実践的に作文用紙に鉛筆を走らせ、友達やプロの作家の作品を味わい、創作の過程を通して自分の言語観や文章観を鍛え直す。具体的で多様な課題に取り組むことにより、発想を形にする方法、〈メモ〉から文章を構成する手順、ことばの磨きかたを体験的に修得する文章表現の実戦書。もう何を書けばよいかわからない、なんて言わせない。
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あえて「400字」と制限を設けているのが興味深い。Twitterの140文字を彷彿させます。

そして、冒頭で定義している「よい文章」

1.自分にしか書けないことを
2.だにもわかるように書く

これは目から鱗だなーと。意外と出来ていない自分を省みる訳で。

以下はメモ:
・「ことばではなんとでもいえる」と言う言葉には言外に、ことばと人格は一致しなければいけない、と言う前提が置かれている
・「これは事実だ」とことわって述べることがらの中にも、主観、判断、選択、排除、隠蔽、願望、情念が忍び込む。言葉で語られる「事実」にはすでにフィクションの要素が含まれる
・言語記号が結ぶのは、ものと名前ではなくて、概念と聴覚映像である。
・「記憶」を書こうとすると、えてして一般論の「記憶論」にはまりこんでしまう。
・二人の「私」ー作品世界の「私」と作者としての「私」
・概念図ではなく細密画を、全体ではなく部分を
・井伏鱒二が「山椒魚」の末尾を書き直した。
・私たちは「世界」の全体像を見ることはできない。書き下したとしてもそれは「断片」に過ぎない。
・他者の視点を加えれば、ある一人の男が、妻からは「あなた」と呼ばれ、こどもからは「お父さん」と呼ばれ、会社へいけば「課長」、…ほとんど無限です。
・文章の正確さ:
1.事実を伝えているか
2.論理に矛盾は無いか
そして
3.作者が表現しようとしたことが十分に言語化されているか

ビジネス文書とは切り口は違うのかも知れませんが、これは非常にためになった一冊だ。

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