内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (雪さんのレビュー)
身代金回収の場面の軽快さ、華麗さはまさにダンスを踊っているようだった。
綺麗な描写も多く、ほっこりした。
読書履歴
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まぁ、一言で片付けるとするとハートウォーミングなファンタジー作品って感じだろうか。。。もちろん、「良い意味」で!
借金苦で自殺を図ろうとしていた中年男である久平と自殺寸前に出会ったヒカリという風変りな子どもとの交流を通じて、どんなに星屑のような小さな存在でも存在していることに意義があるというを見い出し、人としての成長を果たしていくヒューマンストーリーとして仕上がっていて、読了後にほのぼのとした気分が味わえる。そのストーリーの基本設定となっているヒカリの存在自体がファンタジックだったりするし、身代金100億円の誘拐事件の顛末だっりにも大人のファンジーが含まれた作品だった。
そんなほのぼのとしたファンタジーではあるが、主軸となっている誘拐事件のギミックはしっかりとしたトリックが用いられていて、なかなかこちらも読ませる展開になっている。もちろん、ご都合主義での突っ込み所はあるんだけど、仕掛けやストーリーの構成・テンポ、そして誘拐事件を単なる犯罪だけに留めない展開などには好感がもてる。
まぁ、少しの難を言えば、久平とヒカリ以外のキャラクターが活かしきれてなかつた点だろうか。久平の周りの人物も面白い設定が揃ってるのにただ「面白いキャラクター」ってだけだし、ヒカリ側でも性格や立場の異なる2人の同年代の女性が出てくる割にはあまり対比にもなってなかったりで、素材が良い分、調理が物足りない感じで…
何にせよ、横溝正史ミステリ大賞の大賞受賞は逃したものの、完成度は決して低くないと思うので、また次作も期待してみよう!
…そう言えば、ドラマ化されたテレビはすっかり見逃してた。。。
スラスラ読めるしテーマも単純でわかりやすかった。地元補正がかかるかもしれないがおもしろかった。
身代金回収の場面の軽快さ、華麗さはまさにダンスを踊っているようだった。
綺麗な描写も多く、ほっこりした。
怪しいおじさんが結構出てきたけど皆それぞれにいい人だった。試験管で人間を作り出すなんて、してはいけないと思う。ましてや天才を作るなんて人間はプラモデルではない! 不妊症の人には本当には申し訳ないけど子供は授かりものだと思うから・・