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聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)

聖灰の暗号〈上〉 (新潮文庫)

この本の所有者

(4.0)
2人が登録
2,384回参照
2010年1月10日に更新

書籍情報

ページ数:
362ページ
参照数:
2,384回
登録日:
2010/01/06
更新日:
2010/01/10
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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内容紹介

歴史学者・須貝彰は、南仏の図書館で世紀の発見をした。異端としてカトリックに憎悪され、十字軍の総攻撃を受けたカタリ派についての古文書を探りあてたのだ。運命的に出会った精神科医クリスチーヌ・サンドルとともに、須貝は、後世に密かに伝えられた“人間の大罪”を追い始める。構想三十年、時代に翻弄された市井の男女を描き続ける作家が全身全霊をこめた、歴史ミステリ。
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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
考えたらカタリ派を取り扱った小説を読むのは二作目だったのでした。以前はオクシタニア。

カタリ派 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AA%E6%B4%BE

タイトルの示す通り、物語全体を「暗号」が支配している感じ。舞台は現代フランス。主人公は日本人の若き歴史学者。

そして、相も変わらずの帚木節(勝手に命名)。と言うのは、登場人物の小気味良いセリフのやり取りなのです。だから、自然登場人物に感情移入しやすいなーと。上下巻ですが楽に読めました。

主題ではないのですが、このあたりの話にも興味が出てきたり。

ピエール・アベラール - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AB

アラン・コルバン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%B3

読書履歴

2010/01/10 362ページ
2010/01/09 172ページ
2010/01/09 130ページ

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タイトルの示す通り、物語全体を「暗号」が支配している感じ。舞台は現代フランス。主人公は日本人の若き歴史学者。

そして、相も変わらずの帚木節(勝手に命名)。と言うのは、登場人物の小気味良いセリフのやり取りなのです。だから、自然登場人物に感情移入しやすいなーと。上下巻ですが楽に読めました。

主題ではないのですが、このあたりの話にも興味が出てきたり。

ピエール・アベラール - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%AB

アラン・コルバン - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%B3

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