黄色い本 (アフタヌーンKCデラックス (1488))
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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
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所収の「黄色い本」は、思春期の少女が「チボー家の人々」を読みふける様を描写しただけの漫画である。しかしながら、ここに、「本を読まずに居られない人」に「本」がもたらすことのできることの全てが描かれる。紛れもない大傑作である。高野文子の「棒がいっぽん」の「美しき町」も、ごく短い短編であるが大傑作。