一瞬の夏 (下) (新潮文庫)
この本の所有者
📝 レビュー (ぼんぼんさんのレビュー)
「夏草や 兵どもが夢の跡」
読み終わってまず浮かんだのが、この言葉でした。
祭りのあとの寂しさや、
つかみかけていたものがするりと手を離れていったあっけなさや、
感傷や、脱力感や、さみしさや、興奮をまだ持て余したまま
ぜーんぶ抱えたまま取り残された感じ。
さみしいです。
もーちょいこの夢のような戦いの物語に浸っていたかったな。
人に夢を託す。
人の夢を背負う。
そういうのを、この本を通じて疑似体験させてもらったような感じです。
ひとりの夢をかなえるために、たくさんの人が
こんなにも駆けずり回って
こんなにも頭を下げて
こんなにも妥協して
こんなにも傷ついて
こんなにも喜ぶんだ。
そんな事実があまりにも赤裸々に描かれていて、
この人たちはお互いに重いもの背負っちゃったんだな、と読み始めてすぐ思った。
でも同時に託し託された彼らの関係が、素直に羨ましいとも思った。
人をここまで突き動かすもの-情熱というものの力に、圧倒されました。
人生の光と影、というか、表裏一体、というか。
本当に一瞬の光に射ぬかれたみたいな本でした。
まだ、ひりひりする。
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「夏草や 兵どもが夢の跡」
読み終わってまず浮かんだのが、この言葉でした。
祭りのあとの寂しさや、
つかみかけていたものがするりと手を離れていったあっけなさや、
感傷や、脱力感や、さみしさや、興奮をまだ持て余したまま
ぜーんぶ抱えたまま取り残された感じ。
さみしいです。
もーちょいこの夢のような戦いの物語に浸っていたかったな。
人に夢を託す。
人の夢を背負う。
そういうのを、この本を通じて疑似体験させてもらったような感じです。
ひとりの夢をかなえるために、たくさんの人が
こんなにも駆けずり回って
こんなにも頭を下げて
こんなにも妥協して
こんなにも傷ついて
こんなにも喜ぶんだ。
そんな事実があまりにも赤裸々に描かれていて、
この人たちはお互いに重いもの背負っちゃったんだな、と読み始めてすぐ思った。
でも同時に託し託された彼らの関係が、素直に羨ましいとも思った。
人をここまで突き動かすもの-情熱というものの力に、圧倒されました。
人生の光と影、というか、表裏一体、というか。
本当に一瞬の光に射ぬかれたみたいな本でした。
まだ、ひりひりする。
初めて読んだノンフィクションは小説のようで、とても読みやすかった。雰囲気が伝わってきて満足。