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一瞬の夏 (下) (新潮文庫)

一瞬の夏 (下) (新潮文庫)

この本の所有者

(4.0)
4人が登録
129回参照
2010年2月2日に更新

書籍情報

ページ数:
361ページ
参照数:
129回
登録日:
2010/02/02
更新日:
2010/02/02

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📝 レビュー (ぼんぼんさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
再起をかけるボクサーと、タイトル戦の実現に向けて奔走する男達を描いたノンフィクション。

「夏草や 兵どもが夢の跡」
 
読み終わってまず浮かんだのが、この言葉でした。

祭りのあとの寂しさや、
つかみかけていたものがするりと手を離れていったあっけなさや、
感傷や、脱力感や、さみしさや、興奮をまだ持て余したまま
ぜーんぶ抱えたまま取り残された感じ。
さみしいです。
もーちょいこの夢のような戦いの物語に浸っていたかったな。

人に夢を託す。
人の夢を背負う。
そういうのを、この本を通じて疑似体験させてもらったような感じです。
ひとりの夢をかなえるために、たくさんの人が
こんなにも駆けずり回って
こんなにも頭を下げて
こんなにも妥協して
こんなにも傷ついて
こんなにも喜ぶんだ。
そんな事実があまりにも赤裸々に描かれていて、
この人たちはお互いに重いもの背負っちゃったんだな、と読み始めてすぐ思った。
でも同時に託し託された彼らの関係が、素直に羨ましいとも思った。
人をここまで突き動かすもの-情熱というものの力に、圧倒されました。

人生の光と影、というか、表裏一体、というか。
本当に一瞬の光に射ぬかれたみたいな本でした。
まだ、ひりひりする。

読書履歴

2010/02/02 361ページ

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再起をかけるボクサーと、タイトル戦の実現に向けて奔走する男達を描いたノンフィクション。

「夏草や 兵どもが夢の跡」
 
読み終わってまず浮かんだのが、この言葉でした。

祭りのあとの寂しさや、
つかみかけていたものがするりと手を離れていったあっけなさや、
感傷や、脱力感や、さみしさや、興奮をまだ持て余したまま
ぜーんぶ抱えたまま取り残された感じ。
さみしいです。
もーちょいこの夢のような戦いの物語に浸っていたかったな。

人に夢を託す。
人の夢を背負う。
そういうのを、この本を通じて疑似体験させてもらったような感じです。
ひとりの夢をかなえるために、たくさんの人が
こんなにも駆けずり回って
こんなにも頭を下げて
こんなにも妥協して
こんなにも傷ついて
こんなにも喜ぶんだ。
そんな事実があまりにも赤裸々に描かれていて、
この人たちはお互いに重いもの背負っちゃったんだな、と読み始めてすぐ思った。
でも同時に託し託された彼らの関係が、素直に羨ましいとも思った。
人をここまで突き動かすもの-情熱というものの力に、圧倒されました。

人生の光と影、というか、表裏一体、というか。
本当に一瞬の光に射ぬかれたみたいな本でした。
まだ、ひりひりする。

ハシモトマヒロ
ハシモトマヒロ Lv.90

初めて読んだノンフィクションは小説のようで、とても読みやすかった。雰囲気が伝わってきて満足。

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