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一瞬の夏 (下) (新潮文庫)

一瞬の夏 (下) (新潮文庫)

沢木 耕太郎

この本の所有者

(4.0)
4人が登録
157回参照
2012年5月29日に更新

書籍情報

ページ数:
361ページ
参照数:
157回
登録日:
2012/05/21
更新日:
2012/05/29

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2012/05/29 361ページ
2012/05/29 271ページ
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感傷や、脱力感や、さみしさや、興奮をまだ持て余したまま
ぜーんぶ抱えたまま取り残された感じ。
さみしいです。
もーちょいこの夢のような戦いの物語に浸っていたかったな。

人に夢を託す。
人の夢を背負う。
そういうのを、この本を通じて疑似体験させてもらったような感じです。
ひとりの夢をかなえるために、たくさんの人が
こんなにも駆けずり回って
こんなにも頭を下げて
こんなにも妥協して
こんなにも傷ついて
こんなにも喜ぶんだ。
そんな事実があまりにも赤裸々に描かれていて、
この人たちはお互いに重いもの背負っちゃったんだな、と読み始めてすぐ思った。
でも同時に託し託された彼らの関係が、素直に羨ましいとも思った。
人をここまで突き動かすもの-情熱というものの力に、圧倒されました。

人生の光と影、というか、表裏一体、というか。
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