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しぶちん (新潮文庫)

しぶちん (新潮文庫)

山崎 豊子

この本の所有者

4人が登録
516回参照
2007年10月21日に更新

書籍情報

ページ数:
228ページ
参照数:
516回
登録日:
2007/10/21
更新日:
2007/10/21
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
久々に読みましたが、やっぱり、この方の文章好きです。こちらも短編集。

「船場狂い」大阪には「船場」と呼ばれる地域があって、そこはある種「格調高い」ところ。そこに憧れつづけた一人の女性を描いています。
「死亡記事」戦時中の新聞社の上司の死亡記事から、その人の人柄に思いを馳せる作品。
「持参金」「船場」の令嬢とお見合いすることになった商人の息子が奇怪に感じたこととは?サスペンスすね。
「しぶちん」まあ、けちんぼ、倹約家と言った意味のようで。ある商人の生涯を綴っています。
「遺留品」個人的には、これで泣きました。人柄の良い社長の遺留品。そして、その遺留品の意味することとは?

てな感じで、最初はちょっととっつきにくい感があったんですけど、最後の作品ではめちゃめちゃ引き込まれた訳で。

読書履歴

2007/10/21 228ページ

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