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生物から見た世界 (岩波文庫)

生物から見た世界 (岩波文庫)

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(4.0)
7人が登録
271回参照
2012年8月12日に更新

書籍情報

ページ数:
166ページ
参照数:
271回
登録日:
2011/06/29
更新日:
2012/08/12

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内容紹介

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新鮮な科学の古典。
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読書履歴

2012/08/12 166ページ
2012/08/12 123ページ
2012/08/10 44ページ

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タイトルの通り「生物から見た世界」とはどんなものなのかを論じた一冊。

面白かったです。ドイツ語が頻繁に出てくるのにムムムとはなりましたが。

本全体を貫いている大事な考え方が「環境」と「環世界(Umwelt)」。前者が普遍的に存在している世界のありのままの姿とするのに対して、後者は主体によって変化するもの。自分なら自分にとっての環世界、蟻なら蟻にとっての環世界が存在すると言う訳で。

例としては「ダニ」の環世界。ダニが世界を知覚するための標識標識はたった三つ。(ほ乳類の皮膚腺から出る)酪酸の化学刺激、毛によって引き起こされる機械的刺激、皮膚温の刺激。それだけから世界が構成される。こう言われると何だか赤外線ゴーグルを掛けているようなそんな不思議な感覚を持ってしまいます。

ハエにしてもカタツムリにしてもウニにしても、見ている世界は人間とは違うもの。何となくそうかなとは思っていても、改めて説明されると改めて納得です。

生き物、世界、ホント不思議なことばっかりだ。

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