読書履歴
AIが見つけた似た本
「物語の種」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
ドキュメント 屠場 (岩波新書)
鎌田 慧
屠場―。そこは鍛え上げられた職人芸が、商品としての食肉の味と価値を左右する世界だ。日本人の肉食の歴史とともに歩んできた労働現場の実像と、いわれなき職業差別と身分差別にさらされながら、合理化の波に抗して...
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)
斎藤 孝
青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...
読者が物語の種を投稿し、それを元にして作者が小説を書いた短編集。全体的にほっこりでき、阪急電車、県庁おもてなし課、植物図鑑、図書館戦争などが出てきてにんまり。中でも「清く正しく美しく」がよかった。見習いの時給のまま雇われていた店員さんの無茶振り店長へのかわし方がうまい。「Mr.ブルー」「恥ずかしくて見れない」は宝塚に全く興味ないわたしも楽しめた。それぞれの話に種と著者からのひとことが書かれてあってよくわかった。「コロナ禍の気晴らし。そろそろ何とかなるといいよね、届け、どこかに。」爽やかな有川さんらしい。