イノセント・デイズ (新潮文庫)
この本の所有者
内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (ふーみんさんのレビュー)
「救いがない」と言うのは簡単だと思う。もちろん救われてほしかったと心から思う。しかし、あの瞬間、彼女は心の底から「ついに救われた」と思ったのも事実だ。だからこそとても悲しく思う。例えそれが自分の傲慢であったとしても。
物語冒頭、「生まれてきて、すみませんでした」という彼女が法廷で放った一言が重くのしかかる。
AIが見つけた似た本
「イノセント・デイズ (新潮文庫)」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
サヴァイヴ (新潮文庫 こ 49-3)
近藤 史恵
団体戦略が勝敗を決する自転車ロードレースにおいて、協調性ゼロの天才ルーキー石尾。ベテラン赤城は彼の才能に嫉妬しながらも、一度は諦めたヨーロッパ進出の夢を彼に託した。その時、石尾が漕ぎ出した前代未聞の戦...
キケン (新潮文庫)
有川 浩
ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称「キケン」。部長・上野、副部長・大神の二人に率いられたこの集団は、日々繰り広げられる、人間の所行とは思えない事件、犯罪スレス...
ダイイング・アイ (光文社文庫 ひ 6-11)
東野 圭吾
雨村慎介は何者かに襲われ、頭に重傷を負う。犯人の人形職人は、慎介が交通事故で死なせた女性の夫だった。怪我の影響で記憶を失った慎介が事故について調べ始めると、周囲の人間たちは不穏な動きを見せ始める。誰が...
死神の浮力 (文春文庫)
伊坂 幸太郎
娘を殺された山野辺夫妻は、逮捕されながら無罪判決を受けた犯人の本城への復讐を計画していた。そこへ人間の死の可否を判定する“死神”の千葉がやってきた。千葉は夫妻と共に本城を追うが―。展開の読めないエンタ...
変身 (新潮文庫)
カフカ
ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか...。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、あり...
読みながら思わず涙が出てしまったのは、彼女が救われないことに対してなのか?彼女の深い孤独に想いを馳せたから?それとも彼女に対する周囲の人たちへのやるせなさや怒りを抱いたから?
「救いがない」と言うのは簡単だと思う。もちろん救われてほしかったと心から思う。しかし、あの瞬間、彼女は心の底から「ついに救われた」と思ったのも事実だ。だからこそとても悲しく思う。例えそれが自分の傲慢であったとしても。
物語冒頭、「生まれてきて、すみませんでした」という彼女が法廷で放った一言が重くのしかかる。