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沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史

佐野 眞一

この本の所有者

(4.0)
2人が登録
1,468回参照
2011年5月7日に更新

書籍情報

ページ数:
656ページ
参照数:
1,468回
登録日:
2011/05/07
更新日:
2011/05/07
所有者:
zooko012 zooko012さん

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内容紹介

月刊「PLAYBOY」誌上に長期連載。沖縄の戦後六十余年を作ってきた群雄たちを活写して、戦後日本を逆照射する衝撃の大型ルポルタージュ。沖縄列島を一個の肉体と見立て、その肉体が戦後に演じ、あるいは演じさせられた悲劇と喜劇、まばゆい光と濃厚な影があやなす南島奇譚ともいうべきドキュメントである。
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ぼんぼん Lv.66

ややややっと読めたー!
濃かった。とにかく濃かった。
読む前は、「やっぱ沖縄だけに政治色が強いルポ本なのかな」とか
「ちょっと硬派そうな本だな」と身構えていたのだけれど、
戦後の裏沖縄をのぞき見してる感覚になるような、
ちょっとスキャンダラスでドラマチックで、ぞくぞくするようなルポでした。
 
出てくる人物がみーんな濃ゆくて、
ヤクザ映画とか松本清張の小説を地でいくような人生を送ってる人がいて、
さすが沖縄というか、想像通りのエネルギッシュな土地なんだなと納得。
 
『誰にも書かれたくなかった』というタイトルとはうらはらに、登場人物たちの華やかさに一筋の陰を落とす「混血」「貧困」「格差」「基地」「外国」というキーワードさえもまた、読む側を惹きこむスパイスになっているような。
不謹慎かもしれないけど、わたしはそういう部分に惹きつけられました。
瀬長亀次郎とか海燕ジョーとか・・・。
このへんドッキドキした。
語弊あるかもしんないけど、すっげぇかっこいいと思ってしまった。
 
沖縄がたどってきた歴史よりも、そこに生きた人たちの人生のほうに興味がいきました。
あーでもやっぱ、「沖縄」っていう舞台が、よりいっそう人間のおもしろさを際立たせているのかもしれないな。
 
あとなんだか、佐野眞一のちょっと意地の悪い切り口がおもしろかったですw

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