📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)
分別のエリナーと多感なマリアン。この対極な姉妹が紆余曲折の上結婚に辿り着くまでの話。結論は予想されてはいても、疾走感タップリで、どうもっていくのか今まで一番ハラハラ。おしゃべりで想像力を駆使しすぎてゴタゴタを生じさせるけどひたすら善人のおばちゃん、人にとりいり操作しまくり自分をうまくもっていくのに長けまくったお嬢さんなど、脇役の描写もはじけまくりで魅力的。あと2冊しかない・・
読書履歴
AIが見つけた似た本
「分別と多感 (ちくま文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)
福井 晴敏
愛する男を待ち続ける女、隠居した天才的スリ、タクシー運転手として働きながら機が満ちるのを待った工作員。心に傷を持ちながら、独り誇りを抱き続けた者たちの消せない染み。あきらめることを知らない6つの魂が、...
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)
斎藤 孝
青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一
生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス8 (富士見ファンタジア文庫 143-13)
雨木 シュウスケ
ついに『彼女』はやって来た。超鈍感王レイフォンの幼なじみにして、『本妻』と噂される、リーリン・マーフェス。二人きりで過ごすのは本当に久しぶりで、リーリンにとっては何よりも待ち望んでいたことのはずだった...
【ジェーンオースティン祭り4冊目】
分別のエリナーと多感なマリアン。この対極な姉妹が紆余曲折の上結婚に辿り着くまでの話。結論は予想されてはいても、疾走感タップリで、どうもっていくのか今まで一番ハラハラ。おしゃべりで想像力を駆使しすぎてゴタゴタを生じさせるけどひたすら善人のおばちゃん、人にとりいり操作しまくり自分をうまくもっていくのに長けまくったお嬢さんなど、脇役の描写もはじけまくりで魅力的。あと2冊しかない・・