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演劇入門 (講談社現代新書)

演劇入門 (講談社現代新書)

平田 オリザ

この本の所有者

2人が登録
4,236回参照
2015年4月4日に更新

書籍情報

ページ数:
208ページ
参照数:
4,236回
更新日:
2015/04/04
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
平田オリザの「幕が上がる」があまりに面白かったので、積ん読となっていた本書(Amazonなどでも評判がよい)を反省して慌てて読んだ。「書くときにテーマなどいらない」。場の設定の仕方(公と私の入り交じる)、キャラクターの配置の仕方(人物の持つテーマへの情報量の差を活かす)、演劇における台詞の意味・描き方(遠いところから)、俳優・演出家の立ち位置などが、びっくりするほど端的に論理的に技術的に計算的に、説明される。脚本家の頭の中(メシの種?)が明かされる感じ。一方で、実際の舞台を自分が観て、沸き上がる感情がこれで説明されるかというと、そんなもんじゃない!と、一観客として思ったりもした。

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