
谷崎潤一郎マゾヒズム小説集 (集英社文庫)
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- 谷崎 潤一郎
- ページ数:
-
232ページ
- 参照数:
- 40回
- 登録日:
- 2015/03/12
- 更新日:
- 2015/03/12
- 所有者:
-
chi-yang218さん
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内容紹介

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再読。マゾヒズムについて、四方八方から描いてるわりに、肉欲的な厭らしさは感じさせない。
いじめられたがりの哀れっぽさ全開だった。
谷崎先生、大真面目に、あーでもないこーでもないと、マゾについて考えたんだろうな。
わたしはM属性ついてないので、初めて読んだときは、胃もたれを起こしたけど、二周目ともなると耐性がついてきたのか、ふむふむと考察できるレベルになった。
やっぱり『魔術師』の出来が突出している。
この作品、ストーリーより舞台描写のほうが明らかにメインとなっていて、力の入れようがものすごい。
執念深いくらいの舞台描写好きだから、そりゃあ気に入るわけだ。

