AIが見つけた似た本
「桜ほうさら」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
楽園 上 (文春文庫)
宮部 みゆき
未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等が“超能力”...
ぼんくら(上) (講談社文庫)
宮部 みゆき
時代ミステリーの傑作遂に待望の文庫化! 「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」――江戸・深川の鉄瓶長屋で八百屋の太助が殺された。その後、評判の良かった差配人が姿を消し、三つの家族も次々と失踪し...
本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)
宮部 みゆき
近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが...。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの...
希望荘
宮部 みゆき
仕事も家庭も失った杉村は私立探偵事務所を開業。ある日、亡き父が残した「人を殺した」という告白を調査してほしいという依頼が。ある殺人事件を調べていくと!? 表題作の他、「聖域」「二重身」「砂男」を収録。
時代物は実際余り得意分野ではないんだけど・・笙之介の優しさが心にしみるいい話だった。笙之介パパもかなりいい感じ!ママも兄ちゃんもそれなりの人生的には有りなんだとは思うけど・・この4人が家族ってとこがまず問題なのかな。和香の親子喧嘩も羨ましい!お相撲さんみたいなおつたも気に入った。
父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之助は、故郷をでて文書や書物に関わる生業を持ち、長屋の人情にふれながら謎を解いていく。和香さんという人にもめぐりあえて桜のように淡く優しく長編だがまったく飽きさせなく読むことができた。「嘘というものは、釣り針に似ている。釣り針の先には返しがついていて、一度引っかかったらなかなか抜けない。それでも抜こう思うと、さらに深く人を傷つけ、己の心も抉ってしまう。だから、つまらぬことで嘘をついてはいけない。嘘は、一生つきとうそうと覚悟を決めたときだけにしておきなさい。」
作者お得意の時代劇もの。計略に嵌められて切腹した父親の無念を晴らすために江戸に来た若侍とその周辺の人々を描く。自らの目的とは一見無関係な事件に首を突っ込んで時間を浪費している様はどうにも歯痒い限りだが、それも彼の人生経験として生かされていく。武芸に秀で立身出世の野望を持つ兄とは対照的な主人公には親近感を感じる。長屋の人達、料理屋の女将、謎の女性と登場人物が魅力的で生き生きとしている。続編は無いのですかね。