📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
読書履歴
AIが見つけた似た本
「あやかし草紙」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を10冊見つけました
本所深川ふしぎ草紙 (新潮文庫)
宮部 みゆき
近江屋藤兵衛が殺された。下手人は藤兵衛と折り合いの悪かった娘のお美津だという噂が流れたが...。幼い頃お美津に受けた恩義を忘れず、ほのかな思いを抱き続けた職人がことの真相を探る「片葉の芦」。お嬢さんの...
あかんべえ〈上〉 (新潮文庫)
宮部 みゆき
江戸・深川の料理屋「ふね屋」では、店の船出を飾る宴も終ろうとしていた。主人の太一郎が胸を撫で下ろした矢先、突然、抜き身の刀が暴れ出し、座敷を滅茶苦茶にしてしまう。亡者の姿は誰にも見えなかった。しかし、...
ばんば憑き
宮部 みゆき
湯治旅を終えた若夫婦が、帰途、雨で足止めとなり老女との相部屋を引き受けた。老女が語り出す50年前の忌まわしい出来事とは。「〈ばんば〉とは恨みの念を抱いた亡者のこと・・・」。ぞくりと怖く、心騒がす全6話...
三島屋変調百物語伍之続。「開けずの間」、もんも声にまつわる「だんまり姫」、災難を起こさないように守っている「面の家」、寿命がわかる「あやかし草紙」、生霊が猫になる「金目の猫」の五編。塩断ちが元凶で行き違い神を呼び込み、次から次へと不幸に見舞われ、家族がみな亡くなっていく「開けずの間」が一番怖かった。何でも願いをかなえる代わりにそれに見合う対価をよこせなんてものは神様であるはずがないのに、信じてしまうとは人はなんておろかで弱いのだろう。第一期完結篇ということは幸せをつかんだおちかの物語がおわり、途中から一緒に聞いていた絵心ある富次郎が聞き役になるのかな。それもまた楽しみ。
三島屋の変わり百物語シリーズの第五巻。神だかあやかしだかが家の中に住み着いてしまった金物屋一家の不幸を語る「開けずの間」、この世のものではないものを呼び寄せる、もんも声を持つ女性が活躍する「だんまり姫」、世の中の災疫の原因を封じ込めている屋敷を巡る「面の家」、自らの未来を見させる冊子の話と六度の結婚をした老婆の話からなる「あやかし草紙」、最後は、おちかから聞き手を引き継ぐことになった富次郎の練習として兄の伊一郎が話す「金目の猫」。最初の話は悲惨なものだが、次の話は心温まるもので、全体としてバランスの取れた構成になっている。ただ、個人的には聞き手がおちかでなくなってしまうことが残念だ。