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センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

川上 弘美

この本の所有者

22人が登録
213回参照
2012年7月30日に更新

書籍情報

ページ数:
278ページ
参照数:
213回
登録日:
2012/07/01
更新日:
2012/07/30

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内容紹介

駅前の居酒屋で高校の恩師と十数年ぶりに再会したツキコさんは、以来、憎まれ口をたたき合いながらセンセイと肴をつつき、酒をたしなみ、キノコ狩や花見、あるいは島へと出かけた。歳の差を超え、せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の、ゆったりとした日々。谷崎潤一郎賞を受賞した名作。
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📝 レビュー (とくこさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
だいすき、と言える作品にはならなかった。
とても淡々と時間が流れて眠くなってしまう。
話の上がり下がりはあるはずなのに、文章がそうはさせてくれない。

月子さんとセンセイが関係を持つのをちょっと残念におもった。一緒にいられればいいという、月子が想う心がすきだった。
でセンセイが死んでしまったのは、やっぱりって。

でも川上弘美の文章は美しいな。
いくつか心に沁みる文章があった。

読書履歴

2012/07/30 278ページ
2012/07/11 223ページ ツキコさんがこどもになる時、とても、やりきれなくて、痛々しい気持ちになる。半分過ぎて、やっと展開を見せ始めたなあ。
2012/07/11 170ページ 「わたしは酔っているのだろうか?自分が口ばしっていることが、はんぶんくらいしかわかっていなかった。ほんとうは全部わかっているのだが、頭が、自分の言葉をはんぶんくらいしか承知していないふりをしていた。」
2012/07/01 160ページ

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