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センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

川上 弘美

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22人が登録
3件のレビュー

この本について

駅前の居酒屋で高校の恩師と十数年ぶりに再会したツキコさんは、以来、憎まれ口をたたき合いながらセンセイと肴をつつき、酒をたしなみ、キノコ狩や花見、あるいは島へと出かけた。歳の差を超え、せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の、ゆったりとした日々。谷崎潤一郎賞を受賞した名作。

みんなの評価

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レビュー

とくこ
とくこ
2012年7月読了
だいすき、と言える作品にはならなかった。
とても淡々と時間が流れて眠くなってしまう。
話の上がり下がりはあるはずなのに、文章がそうはさせてくれない。

月子さんとセンセイが関係を持つのをちょっと残念におもった。一緒にいられればいいという、月子が想う心がすきだった。
でセンセイが死んでしまったのは、やっぱりって。

でも川上弘美の文章は美しいな。
いくつか心に沁みる文章があった。
もん
もん
2012年11月読了
静かなテンポ。センセイとツキコさん。そこはかとなく村上春樹と同じ空気に触れた感じ。私にとっては同じ引き出しかな。
にとり
にとり
2014年5月読了
センセイと月子さんの静かなお話。ずっとよんでいたくなる

読書ステータス

読了 20人
読みたい 2人

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