
風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)
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内容紹介

📝 レビュー (ぴのこさんのレビュー)
ゴウランを下すシーンが、このシリーズ通して一番好き。
ここに書くのはどうかと思うのだけれど、何となく『守り人』シリーズと比較をしてしまった。
このシリーズではどこからどこが遠いといっても「遠いんだー」としか思わなかったけど、守り人シリーズは遠いと書いてなくても『遠いんだ!』とわかる。
守り人シリーズでは、食文化だったり、生活風習だったりで遠さを表現しているので、たとえばヤギの出てくる食卓の話が出てきたところで空間的な広がりを感じさせる。
あの著者の方は文化人類学の学者さんだったなあ。さすがだなあ。
読書履歴
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