「いい人」になるな、「できる人」になれ 頭がいい人の自己改革術
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タイトルからしてなかなかアグレッシブですが、内容もなかなかアグレッシブ。
とことん「いい人」を突き上げています。と、ここでの「いい人」ってのは、
・人の言うことを疑わない。
・常に謙虚で自分の実力すら過少申告する。
・いつも周囲との和を重んじる。
・我慢する。
・嘘をつかない。
みたいな人。
と、当てはまっているかも。なんつて。すみません、協調性に欠けるし、斜に構えてるし、こらえ性が無いし、、。て、書いててちょと鬱になってきた。。
こほん。まあ、この本では、そういった人ではなくて、「できる人」になってやれ!ってノリの本。考え方+実践といった内容。とは言え、一朝一夕にできることではないかもですが、なかなか面白かったです。著者の方の突き抜け感が。
僕なりに注釈付けてます。
・嫌いは自分の「敵」:嫌いなモノコトを分析することで自分の敵が明確になってくる
・身近に嫌いな人がいたら喜べ:そして、対策を練ることが自分のプラスに繋がることも
・潔癖主義社会はあぶない:世の中キレイゴトだけじゃないのよね
・「自分らしさ」なんてもともとないもの:自分は透明、その場に応じて変化できるアメーバのような存在であるべき。自分探しなんて時間の無駄。
・「一生懸命やりました」では成功しない:自分を売り込んでなんぼでしょ。
・上司の小言は、クレームとして逆活用:人からの指摘が自己改善の手がかりに
あと、三島由紀夫、アフリカ文学など、本の中で紹介されている作品も興味深かったり。