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「頭がいい」とは、文脈力である。

「頭がいい」とは、文脈力である。

斎藤 孝

この本の所有者

3人が登録
8,225回参照
2007年12月4日に更新

書籍情報

著者:
斎藤 孝
ページ数:
236ページ
参照数:
8,225回
更新日:
2007/12/04
所有者:
taka_aki taka_akiさん

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📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
タイトルだけ読むと「えー」ってなりそうなあなた。それがそもそも間違っている!頭がいいことは良いことだ!そんなノリです。

自分も頭良くなりたいです…。

この本で主題とされているのが「文脈力」。これが無いとKYってことになるんでしょうね。飲み屋のママさんなんてのは、これに長けている。確かに。

スポーツ選手は、その場その時での文脈(周辺環境とかですね)を捉えて、瞬時に体を反応させる。そういう風に考えれば、一流スポーツ選手ってのはめちゃめちゃ頭いいんですよね。

文脈力のポイントってのが説明されています。大事ですね。人と話すにしても、戦争を回避するにしても。
(1)事柄の意味をつかまえ、文脈を押さえられること
(2)相手の文脈や、場の文脈に乗れること
(3)自分の文脈をきちんと伝えられること
(4)文脈を逸れても、元に戻れること

「っていうか」の威力。すごいですよね。「文脈ぶった切り器」ってのは言い得て妙。

その他、本を読むことが文脈理解の近道、翻訳も然りってことが紹介されていたり。ディスカッションを観察することで善し悪しを理解する「メタ・ディスカッション」の有効性とか。自分が見られたらどう評価されるのかしら。

そして、いろんな本を引用しているので、こう言った話題に関連して他の本を読みたい、って場合にも役立つ本ですね。

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