メニュー
オリンピックの身代金(上) (角川文庫)

オリンピックの身代金(上) (角川文庫)

奥田 英朗

この本の所有者

(3.7)
11人が登録
37回参照
2012年1月15日に更新

書籍情報

ページ数:
442ページ
参照数:
37回
登録日:
2012/01/15
更新日:
2012/01/15
所有者:
もん もんさん

この本を共有する

内容紹介

昭和39年夏、東京はアジア初のオリンピック開催を目前に控えて熱狂に包まれていた。そんな中、警察幹部宅と警察学校を狙った連続爆破事件が発生。前後して、五輪開催を妨害するとの脅迫状が届く。敗戦国から一等国に駆け上がろうとする国家の名誉と警察の威信をかけた大捜査が極秘のうちに進められ、わずかな手掛かりから捜査線上に一人の容疑者が浮かぶ。圧倒的スケールと緻密なディテールで描く犯罪サスペンス大作!
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「オリンピックの身代金(上) (角川文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

75%
お金じゃ買えない。―[よのなか]の歩き方〈1〉   ちくま文庫

お金じゃ買えない。―[よのなか]の歩き方〈1〉 ちくま文庫

藤原 和博

“よのなか”には、なぜ勝ち組と負け組が生じるのか。両者を分けるのは何なのか。そして、どうすれば満ち足りた生きかたを手にできるのか―“スーパーサラリーマン”の異名をとる著者が、盲点を突く発想で、現代にお...

1人 4
73.3%
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)

三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)

斎藤 孝

青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...

3人 4
72.8%
アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)

アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)

小川 洋子

十代のはじめ『アンネの日記』によって言葉が自分を表現することに心ゆさぶられ、作家への道を志した小川洋子が、長年の感慨をこめてアンネの足跡をたどる旅に出た。命がけで物資を運びフランク家の隠れ家生活を気丈...

4人 4
72.7%
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)

紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)

片山 憲太郎

揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...

6人 5
72.7%
ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス8 (富士見ファンタジア文庫 143-13)

ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス8 (富士見ファンタジア文庫 143-13)

雨木 シュウスケ

ついに『彼女』はやって来た。超鈍感王レイフォンの幼なじみにして、『本妻』と噂される、リーリン・マーフェス。二人きりで過ごすのは本当に久しぶりで、リーリンにとっては何よりも待ち望んでいたことのはずだった...

2人 4
72.3%
読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

斎藤 孝

本を読むことは,生きる力とどうつながるのか

57人 3.8
71.9%
失敗学のすすめ (講談社文庫)

失敗学のすすめ (講談社文庫)

畑村 洋太郎

恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失...

18人 4
71.7%
クラインの壺 (講談社文庫)

クラインの壺 (講談社文庫)

岡嶋 二人

200万円でゲームブックの原作を、謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。その原作をもとにしたヴァーチャルリアリティ・システム『クライン2』の制作に関わることに。美少女・梨紗と、ゲーマーと...

12人 4
aayyaa
aayyaa Lv.46

mak246
mak246 Lv.63

時は昭和39年。アジア初開催となるオリンピックを控えた日本では、その舞台となる東京が戦後の復興と共に劇的な変動を遂げていった。
オリンピックに備えた新たな施設や交通機関。瞬く間に諸外国と渡り合えるだけの繁栄と、オリンピックムードに盛り上がる活気の裏では地方からの出稼ぎ労働者が過酷で理不尽な労働を強いられていた。

そんな出稼ぎ労働者であった兄の死を機に、島崎国男は東京と地方の格差に疑問を抱くようになっていく。

ややスローペースで物語は進行していくのだが、その分、島崎国男に芽生える疑問や心情の変化が丁寧に描かれている。
同時に、オリンピック開催当時を知らない世代としては、その時代の世相がリアルに描写されていてるので非常に興味深く読み進められる。
ただ、まだ作品としての盛り上がり感には欠けてるような気がするので、下巻へ期待!!

Kota
Kota Lv.141

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します